大草山の主な植生

アカマツ
  常緑大高木。樹皮は、赤褐色で亀甲状に割れる。
  葉は、二葉で軟らかく、淡い緑色。
  温帯や暖帯に普通に見られ、やせ地や酸性土壌にも生え、丘陵に多い。
  材は、建築、土木、パルプに使われる。
参照:http://www3.justnet.ne.jp/~goostake/
ツバキ
  常緑中高木。樹皮は、灰白色で平滑。
  葉は、互生。厚い革質で光沢のある深緑色。
  2〜4月、無柄の大形花を枝端につける。
  日本の温帯を代表する樹種の一つ。多数の園芸品種がある。
  材は堅く、器具材、薪炭材などに利用
参照:http://www3.justnet.ne.jp/~goostake/
イロハモミジ
  落葉大高木。葉は十字対生し、掌状に5〜7裂し、細鋸歯がある。
  温帯中部から暖帯に分布し、沢沿いを好む。
  秋の紅葉を代表するもみじで、庭木としても植えられ、園芸品種が多い。
  材は家具、寄せ木細工、彫刻に利用
参照:http://www3.justnet.ne.jp/~goostake/
ヤマツツジ(つつじ科)
  山野に生える半落葉低木で高さ1〜4mになる。
  葉は互生し、楕円形で長さ3〜5p、質はやや薄く、両面に褐色のあらい毛がある。
  夏、秋葉は春葉より小さく、冬を越す。4〜6月、枝先にふつう朱赤色の径4〜5pの花を2〜3個開く

参照:身近な樹木ポケット図鑑 菱山忠三郎 主婦の友社
シャシャンボ
  常緑低木、樹皮は、暗赤褐色で平滑。葉は互生し、革質で光沢がある。
  6〜7月に帯黄白色の鐘形の小さい花をつける。
  暖帯の向陽地、沿海地に多い。
参照:http://www3.justnet.ne.jp/~goostake/
ネジキ(ツツジ科)
  山地の日当たりのよいところに普通に生える落葉小高木で高さ4〜8mになる。
  幹がねじれていることからこの和名がある。
  新枝は赤みを帯びている。葉は有柄で互生し、葉身は長さ6〜10pの卵状楕円形で先はとがる。
  5〜6月のころ、前年枝の葉腋から総状花序を出し、白色の花をつける。
  花冠は壷形で長さ8〜10o。刮ハはほぼ球形で上を向く。

参照:身近な樹木ポケット図鑑 菱山忠三郎 主婦の友社
マルバハギ(マメ科)
  日当たりよい山地に生える落葉低木。高さ2〜3mになる。
  よく枝分かれするが、枝はしだれない。
  葉は3出複葉。小葉は長さ2〜4cmの楕円形で先は円い。
  8〜10月、葉腋から葉よりも短い総状花序を出し、紫紅色で長さ10〜15mmの蝶形花を開く。
  萼は4深裂し、先は針状に鋭くとがる。

参照:身近な樹木ポケット図鑑 菱山忠三郎 主婦の友社